どうじんようごのきそちしき・しょきゅうねっとわーくじょうほう

■ コミュニケーション・マナー入門 ■

こみゅにけーしょん・まなーにゅうもん

同人用語の基礎知識  / 初級ネット情報 / コミュニケーション・マナー入門

 ここに書いてあるのはネチケットとかネットマナーとかそういう以前の問題の話だと思います。ネットに限定しない話も多いですが、守るように努力しましょう(ワタシもな…)。


他人に「ネットマナー」を押しつける前に

 ココもそうなのですが、最近「ネットマナー」を説くサイトが非常に増えています。
 ほとんどの人が嫌がることももちろんありますし、「自分がされて嫌なことは他の人にはしない」という日常生活で当然のモラルはネットでも適用していくべきなのですが、「自分がされて嫌なことでも他人が嫌がるとは限らない」し、「自分が喜ぶことでも嫌がる人はいる」のです。例えば、はたから見れば「忠告」してくれたり「議論」だったりすることを「荒らし」と捉えてしまう人がいたり、同人誌系サイトでは当たり前のことでヘタすると義務づけられている「キリ番報告」も、しないでくれ・やめてくれ…というサイトもあるのです。
 自分がされて嫌なことがある場合も、ネットマナー違反だとするよりも、まずは「それは自分が嫌だから」などと書くのが良いことがあります。「ネットマナー」という言葉は万能ではありません。

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自分の発言・行動には責任感を持つ

 たとえ匿名掲示板だとしても、自分が発言したことは(削除してもらわない限り)消えません。削除したとしても人の記憶に残ることも多いです。一度言ってしまったことは取り消せないし、アップロードしてしまったファイルはダウンロードされる可能性があります。掲示板に書き込む上はすべての責任は持てないにしてもある程度はフォローするぞ、叩かれても平気だぞ、といった心構えは必要です。(何気ない発言も叩かれる時は叩かれます…)
 さらにチャットでは、ちょっとしたタイプミスなどでも相手を傷つけてしまったりするので気を付けて下さい。顔は見えないですが相手は人間です。文章や顔文字での表現には十分に気を付けて下さい。

 なお、これはオフラインでも重要で…「次回作が○○になるらしい」といった話は裏付けがない場合は明記しない方がいいです(間違った情報を流した場合責められる可能性があります)。さらに同人誌やペーパーで「○○が嫌い」等と書いたらそのファンから叩かれることは覚悟して下さい…(特に感情的な意見を感情的に書くのは避けた方がいいでしょう)。

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相手の気持ちを考える

 これもオンラインとかオフラインとか全く関係なく、本当の意味での常識だと思いますが、一応……。
 人が何かしらの行動を行う場合、多くの場合は「相手がいる」のです。掲示板やメールなどで、誰か特定の相手に読んで貰うことを期待したメッセージだけでなく、サイトを作る場合でも、まったくの意見垂れ流しというワケではなく、(どこの誰かは判らないけれど)それを読んでくれる見てくれる誰かさんという「相手」がいるはずですし、素材集サイトから素材をお借りした場合は、素材集サイトの制作者さんなどは素材を借りた「相手」となります(これは本の同人誌でも同じコトが言えるのですが)。完全一人用のコンピュータゲームやプログラム制作作業や人口無能と遊んでいるのでない限り、ネットで繋がっている環境では何かをする時にどこかに「相手」がいるのです。
 ネット上の「相手」は普通顔は見られませんが、それは余程のことがない限り(笑)おそらく同じ「人間」です。ネット上で何かをする場合、それは忘れないで下さい。

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モノを書いたら読み返せ

 メール、チャット、掲示板への書き込み、ブログやサイトの文章…ネット上では色々と文章を書く機会があると思います。そういった文章を書き終わったときは、すぐ送信・発信するのではなく、まず自分で読み返すクセをつけると良いです。
 日本語として不明瞭な部分があった場合、読んで欲しい相手に正しく意味が伝わらないこともあります。失礼にあたることもあります。そうだと悲しいですよね?
 あるいは、しょうもない誤字脱字であげ足をとられたら悔しいですよね。

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情報をうのみにしない

 これもネット上に限らないことで、世の中の「情報」にはウソやデマも混じってます(自分の発言などに責任を持ってない人が多いのです…)。特にネットだと「ネカマ」のような愉快犯も多いです。十分に注意して下さい。
 ひとことにウソといってもメールに「オレって稲垣○郎似だから〜」と書くような他愛のない(?)ウソから、「○○○で×××万円儲かる」といったサギまがいのウソ、「△△日に◇◇で大地震(テロ)が起こるらしい」といった恐いデマ、「マンガ▽▽▽が打ち切りになるらしい」というファンにとっては悲しいウワサまで色々あります。もちろんウワサが「ホント」の場合もあるのですが、むやみに信じて足下をすくわれないようにして下さい。
 ついでに、サイトに書いてあることも、あるいは何かしらの本でも、そのサイトや本の筆者が「正しいと信じている」(=本当に正しいとは限らない)ことである場合が多いです。新聞や雑誌や教科書ですら正しいとは限らないので、情報の取捨選択能力はこれから重要になってくるでしょう。

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判らない時はまず検索

 何か判らないことがある場合には、まずは検索サイトで検索して下さい。思いつく限りの単語を入れて、上の方に出てきたページをくまなく探してみて下さい。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」的なこともありますので、各種質問系掲示板に書き込んだり、メールやチャットで誰かに相談するのも本来悪いことではないですが、検索しても判らなかった時だけにして下さい(ネット上では「教えて教えて」といった感じの人はあまり好まれません)。
 なお、現在Web上で情報収集する上では検索サイト(特にロボットによる検索サイト)を使いこなすことが第一条件となっています。検索上手になって、上手に情報収集できるようになってください。

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相手の言っていることをよく聞く

 例えばチャットでは自分の話だけをするのではなく、人の話もよく聞きましょう。できれば発言の裏に隠れてるホンネも読むようにしましょう。
 掲示板等は書き込む前に過去ログなども少し読んで、雰囲気を掴んでから書き込むようにしましょう。例えば宣伝っぽいカキコが咎められるようなトコロもありますし、そうでないトコロもあります。また、作品に対してアツく語れる場所もありますが雑談ONLYのような掲示板も多いです。「空気を読む」力を身につけて下さい。

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注意書きがあったらよく読む

 同人誌において、ペーパーを読んで通販する時などもそうですが、どこかのページの管理人にメールを出そうと思ったり掲示板にカキコしようと思った場合、まずは「注意事項」「利用規程」といったものがあるかどうか確認して、それがあったらしっかり読んでから利用して下さい
 たとえばチャットの注意事項で「チャットH(ナンパ・『なりきり』)は禁止です」と書いてあったらやめましょう。「ちょっとくらいいいじゃん」と思っても、そのサイトではダメです。メールの注意事項で「添付ファイル×」「HTMLメールはやめて」など書いている人も多いですね(どちらも意味が分からなかったら調べてみた方がいいです…)。

 また、特に書いていなくてもファンサイト(同人系サイト)においては
  • カップリングの指定されてない表サイトではやおい・ホモカップリング話(チャット・掲示板へのカキコ)は避ける(芸能系に限らず)
  • カップリングサイトではそのカップリングをけなすようなことはしない・逆カップリングの話をしない・批判も避けておく
  • 同人誌サークルさんのページで通販に関する記述がなければそこのサークルは通販は行っていないコトが多い(=通販に関する問い合わせはしないほうがいい)


…といった暗黙のルールがあります。これはいずれちゃんとまとめます。

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礼儀正しく振る舞おう

 オフラインでよほど仲の良い人でもない限り、チャットや掲示板、メールなどでいきなりタメ口を使うのは嫌われる原因です。敬語を使えとまでは言いませんが、例え相手が年下だと判っていても、初めての相手にはそれなりに丁寧な言葉使いで接するようにして下さい。年上だと判っていたら尚更です。世の中「無礼者」には冷たいです。
 逆にかしこまりすぎるのも不気味がる人もいるようですが、ある程度礼儀正しくしていれば問題はないと思います。

 タメ口以外でどういうものが失礼にあたるかは人それぞれなのですが、
  • 突然年齢や性別をきく(自分からは言わずに)
  • いきなり「○○ください」とねだる
  • あいさつもなしで自分のことだけを語る
  • 質問系掲示板以外で、現在の話題と関係ない内容の質問をする
といったことは嫌われる元なのでしない方がいいでしょう。

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「賑わっている」と「大勢で押し掛ける」は違います

 チャットなどに友達を誘い合わせて大人数で「押し掛ける」こともありますが…実は結構迷惑になることもあります(その「押し掛けたメンバー」の間の内輪話になってしまう、など)。一見「賑わっている」ように見えてしまう為気付きにくいのですが、場がシラけたり他の人が会話に参加しにくい雰囲気になってしまいます。掲示板でも「○○の友達の××ですー」といった感じの書き込みが増えると、管理人さんもそれにどうレスをつけるべきか判らなくなることがあります。
 さらに現実世界でも、例えばイベントでサークルさんのスペースに5〜6人で「押し掛けてる」のを見かけますが…サークルの人にはかなり迷惑かかります(スペース前は狭いです…)。一般入場行列は大人数で待つのもいいですが、中に入ったら2人か3人組に分かれましょう。ついでに飲食店でも5人連れ以上で「一緒に座る」のはきついかも(うどん屋牛丼屋などカウンター席のお店は3人以上で迷惑)。

 もちろんグループで行動する楽しさもあります。ただ、グループメンバー同士の話はSNSを利用するか専用チャットを設置する、ICQなどのメッセンジャーソフトを使うのがいいでしょう。そして現実世界でも、カラオケボックスなど大勢で押し掛けても大丈夫な場所もありますが、相手方の都合や状況も考えてみて下さい。

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個人情報はできるだけ公開しない

 いろいろな人がいろいろな表現で書いていますが、自分の本名・住所・電話番号などを掲示板やチャットで公開してしまうと悪用される可能性があります。掲示板に書き込むならできれば「(あれば)ペンネーム」または「ハンドルネーム」を使った方がいいです(「ミミ」とか「ヨウコ」みたいなありがちなものでOK)。また、携帯のメールアドレスも掲示板での書き込みでは使用しない方が無難です(キャリアがバレますしDMも来ます)。プロバイダメールも色々と足が付いてしまう可能性がありますので、掲示板に書き込む際には無料メールアドレスを使った方が色々とイイです。
 もちろんサイトを作る場合でも同じで、住んでいる場所のヒントになるような画像をアップするのは極力避けた方がいいです。どんな人が見るか判りません。

 なお、いわゆる本の同人誌の奥付は、通販を行っていない場合には(あれば)サイト、そして感想の受付先・連絡先としてEメールアドレスの記載で大丈夫だと思います。「局留」や「私設私書箱」を使うのもいいかも(郵便局の私書箱は滅多なことでは使えないようです…)。

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著作物の取り扱いに注意

 サイトを作る場合はもちろんですが、メールなどでも気を付けて下さい。
 例えばあるサイトのCGや小説が気に入ったからといって、それをダウンロードしてメールに添付して友達に送ったりするのは良くないです(「著作者人格権」の「公表権」の侵害にあたりますし添付ファイルですし…)。「ここのサイトの○○な絵がいいよ・ここのページ見てねー」というメールならば著作権的には大丈夫です(ただし直リンクを嫌がる管理人のページはしない方が良いですね)。
 更に、雑誌類や(海外サイトでは時々ありますが)他人の同人誌を勝手にスキャニングするの当然も良くないです。オークション出品説明に使う場合は「商品写真だ」と言い張ればOKかも知れませんがオークションに同人誌を出されること自体を嫌う作家もいます。

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いきなり親しくなれる事はない

 これはどこでもそうですが、「お友達募集」などと言っていない限り、メールやチャット、掲示板などでいきなり「お友達になってください」や「メル友になってください」と言われても困る人は多いです。出会い系サイト以外では、そういう声のかけ方は避けた方が良いでしょう。
 本来、友人関係あるいは恋愛関係というのは「自然に」そうなっていくものです。(割り切ったお付き合いというのもありますがソレは別として…)無理矢理に友情を求めてはいけません。

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過ちを犯したら素直に謝ろう

 これも多分、基本でしょう。掲示板やチャットなどで「してはいけないこと」をついついやってしまうこともあると思います。その場合、自分に非があるのならば素直に謝って下さい。「初心者だから…」等の「言い訳」はしない方がいいです。当然逆ギレしたり指摘してくれた人を逆恨みするなんてもってのほかです(指摘の仕方に問題があることもありますが、結局は指摘される側が悪いです)。

 間違いを間違いだと自分では今ひとつ判らない場合もあるのですが…(汗)、その場合もとにかく謙虚な姿勢で「何が悪かったんでしょうか」と訊いてみることが大切です。

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下品・卑猥な用語、罵倒・脅迫する言葉は使わない

 場所によってはそういうコトバだけのようなところもありますし、また、どちらも「荒らし」が使ってくることは多いですが、それらは特殊な例ということで…。
 まず、卑猥な用語は避けた方が良いです(何が「卑猥」であるかは調べてみましょう)。また、「あほ」とか「ばか」程度を冗談として使っても勘違いされることがあるようです(本来は日常生活でも冗談で済むシチュエーション以外では使わない方が良いくらいです)。そして特に「コトバ」のみでのコミュニケーションである掲示板やチャットでは誤解を招く元になりやすいので、人を罵倒する言葉はできるだけ使わないようにすると良いでしょう。
 更に、掲示板やチャットを運営する側も、こういった言葉が出来るだけ書き込まれないような環境づくりを目指すとともに、可能ならば禁止用語として思いつく限りの卑猥な言葉を制限しておきましょう。なお、いくら訪問者のマナーが悪くても、管理人自ら訪問者に対して罵倒してしまうと、管理人の一般的な印象がとても悪くなりますので注意が必要です。

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