どうじんようごのきそちしき・ほーむぺーじのつくりかた

■ 「荒らし」の話。 ■

あらしのはなし

同人用語の基礎知識  / HPの作り方 / 「荒らし」の話。1・

 掲示板・チャットを「荒らす」人を見たことがあると思います。彼ら「荒らし」は普通、技術的にはたいしたことはやっていませんが、いったん荒らされると色々面倒なことがおきるのも事実です。
 そして同人誌関係ページ(ヲタクなページ)は、目に付きやすいのとそもそもヲタク自体が世間から嫌われているので(汗)「荒らし」のターゲットになりやすいようです。ここではそれについての基本的な話について書きました。ただし、荒らし防止の更に具体的な話は他のところで読んでください(CGIについての解説ページが詳しいと思います)。

 全面的に書き直しました。


そもそも「荒らし」って何?

 色々な人がいるのですが、要するに

  • チャットや掲示板で場にそぐわない発言をして雰囲気を壊す
  • 掲示板(またはHP)を潰そうと書き込む人
  • 管理人又は常連さんに悪戯・いやがらせなどをしようとチャット・掲示板に書き込む人


…が「荒らし」と呼ばれています。普通はそこの掲示板にこれまで来たことのない人で、自ら「荒らし」を名乗る場合もあります。

 具体的な「荒らし」行為は、

  • 下品・猥褻な書き込み
  • 「死ね」といった脅迫的(?)な書き込み
  • 荒らしタグの使用
  • 誰かになりすましてあることないこと書き込む
    同人系に現れるものは「原作者」や「出版社」を騙る場合が多いようです…

…が主なものです。
 さらにチャットでは「入退室を繰り返す」「意味のない書き込み(『aaaaaa』など)を短時間に連続で行う」、掲示板だと「コピペ(テンプレート化された文章をコピー&ペーストで貼りつけたもの・2ちゃんねるで有名な『ギコ猫』『モナー』等のアスキーアート群もコレ)」「不必要な『煽り』」…といった感じでしょうか。他にもいくつかパターンがあります。

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なんで「荒らし」なんてやるの?

 実際には荒らしに聞いてみないと判りませんが、

1・ヒマだから。(暇がなきゃ荒らしなんて出来ません…)
2・喧嘩を売りたいから。
3・むかついてるから。(そのページに関係してる場合もあり、ない場合もあり)
 …大体こんな感じらしいです。管理人を恨んでいたり逆恨みしてる場合もあるようです。

 あと、いわゆる「同人誌系ページ」(二次創作系に限らず)は、オタクが世間的に嫌がられているのと同じレベルで、一部の人から「見ていてうぜぇ」と思われてしまいがちで、女性向け男性向け問わず荒らされることがあります…。さらに「同人系」ページ=著作権違反と考え、「正義の制裁を受けろ」とばかりに荒らしている人もいるようです。ゆえにその手のやっかいな人達に見つからないようにHPを運営していく必要があります。

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「荒らし」と似たようなもの

 厳密にはいわゆる「荒らし」ではないけれど「場が荒れる」もの。

掲示板への宣伝書き込み
 ネットワークビジネスやエロサイトの宣伝書き込みをされる場合があります(アルバイトでそういうアルバイトがあるのです…)。この場合、普通はもう二度と来ることはないのでその発言をそっと消しておくだけで大丈夫だと思います。
 同じジャンルのサイトの宣伝書き込みは…鬱陶しく思わないなら消さずに放置しておくのが一番です(基本的には害のないものです)。あまりに頻繁で、鬱陶しく思う場合、掲示板の注意書きなどに大きく「ホームページの宣伝目的の書き込みは断りなしに削除する場合があります」と警告しておいてから、その後該当する書き込みがあったら削除する、というのが一番穏やかにコトが済むでしょう。注意書きがなく削除した場合、書き込んだ主が逆上する可能性があるので、面倒でも注意書きはあった方がいいです。

チャットでのしつこいナンパ
 女性向けジャンルのファンサイトの場合、チャットや掲示板にナンパ目的などで入ってくる男性が時折います。その掲示板やチャットを潰そうといった目的ではないので厳密には「荒らし」ではありませんが、イヤーな気分になるのは同じことです(苦笑)。
 この手の連中は、メールで「迷惑です」とか言っても分からない場合が多いので(自分のやっていることは間違ってないと思いこんでるから)、最初に現れて「こいつヤバイな」と感じたら相手にしないのが一番です(相手にされなければ自然に来なくなります)。もし、この手の連中が頻繁に現れるようならば、例えばチャットや掲示板を二つにわけ、一見さんも入れるものと常連さん専用のものを作るなどの対処法があります(もし現れたら常連専用チャットに退避してしまう)。更にアクセスログを取って、その手合いがどこからやってくるのかを突き止め、もし変な所から無断リンクが貼られているようならば削除願いを出すのがいいでしょう。

常連さんが「荒らし」になってしまう場合
 実はこれが結構多いです…(苦笑)。逆恨みだったり、色々なケースがあります(「常連や管理人にフられて」だったり、「掲示板で自分の意見を受け容れて貰えない」からだったり…)。
 一般的な荒らしと同様に技術的に締め出すのも可能なのですが、逆上してさらに悪化する場合もあるでしょう(「荒らし依頼サイト」などに荒らし依頼投稿するなど…)。これについては少し詳しく下の方で説明しています。

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どうすれば荒らされずに済むの?

 絶対というワケではないですが(「荒らし」に遭うのは交通事故みたいなものだと思ってます…)、最低限、下に書いた対策をすれば「深刻な被害」は被らないで済む…かも。

0・パスワードなどの管理はしっかりと。
 ネットに接続するときのアカウントとパスワードが同じだったり、分かり易いものだったりすると色々マズいです。パスワード覚えるの面倒ですが、HPなんて作らないという人でも基本です。

1・対策法がよく分からない場合は「レンタル掲示板(チャット)」を利用する。

 サービス停止やサーバ停止などはよくありますが(苦笑)、レンタル掲示板の場合は「大抵は」荒らし対策がちゃんとしてあるハズです。特に大手の場合は独自の改造が加えられていて、技術的な攻撃はかなりの確率で防げるでしょう。(卑猥な発言を書き込まれたり…等は防ぎにくいのですが…。そういう荒らしに頻繁にあう場合は勉強してCGI改造した方がいいかもしれません。レンタル掲示板でも出来るところはあるんですが………)
…とか書いてましたが、結局はレンタル掲示板でも根本的対策はできないようです…(汗)。有名ドコロ「t-cup」でも、有料バージョンにしないと根本的な荒らし対策はできないようです。一応、レンタル掲示板使ってる限りは、HP全体を書き換えられたり容量パンクさせられたりすることはないという意味では安全です。

2・掲示板のスクリプトは「荒らし対策機能」があるのを選ぶ。
○タグ書き込み制限機能
「タグ一切禁止」がいちばん安全です。
○連続投稿制限機能
「同一内容書き込み」をチェック出来る機能があると更に便利。
○書き込みホストの制限機能(IPやプロキシ経由)
…結局は気休め程度ですが。


…といった機能は最低限欲しいものです。あと「単語の制限」もできるようになっていると尚更良いです。なお、ログにIPアドレスを記録できるようにするのは基本ですが、掲示板に表示できるようにせず、ログファイルで管理人だけがチェックできるようにするのがいいでしょう。(生IPを公開するのは別の意味でヤバいので)


3・アクセスログを取得する。
 「アクセスログを取っています」と書くだけでも一定の効果はあるようです。普通の掲示板スクリプトでも書き込みのログが取れる場合が多いですね。
 本気でアクセスログが必要ならば、多少プログラムの知識が必要ですが、JAVAアプレットを使えば相手がプロクシを使っていても生IPを取得することができます…。(この場合掲示板やチャット自体にもJAVAアプレットを使用した方が良いですね)

 アクセスログの読み方についてはそのうち別に書きます。

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突然荒らしが来たらどうすればいいんだろう。

 一番重要なのは、

○相手がどこからどういうリンクを辿って来たのか

 「荒らし・潰し依頼サイト」から来たのか、そうでないのか。荒らし依頼サイトから来るような連中は結構ツワものがいます。
 その他「2ちゃんねる」で叩かれた場合にやって来る荒らしは結構手恐いです。

○相手は生IPかプロクシ経由か
 プロクシ経由で荒らしている相手に、ホントに突き止めたわけでもないのに「プロバイダに警告します」って脅すのは逆効果です。

○相手はナニをしようとしてるのか
 下品な言葉を並べてるだけなのか、それともタグでいたずらしようとしてるのか…

…といったことを突き止めることです。相手のレベルはこれで大体推測することができます。

 更に詳しい説明は次のページで行います。

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常連さんが「荒らし」になってしまった!!

 それまで普通の常連さんだと思っていた人が突然「荒らし」のようになってしまうことはよくあります(ワタシも何度か見てます)。その掲示板のシステムはよく判っているのでそれをかいくぐるような事もしてきます。
 こればかりはその常連さんの性格次第なので防ぐのは難しいです。掲示板やチャットなどの雰囲気をコントロールするのは管理人さんの仕事なんで頑張るしかないです。参考までに…オフ会の後で結構問題が起きるようなので、オフ会はしない…とイイかも知れません。

 また、「荒らし」以外にも常連同士でアニメの解釈やゲームの感想で大揉めになることもあります(「フレーム」などとも言います)。これも場の雰囲気がかなり悪くなるので困りものなのですが、こちらも対処方法がはっきり言って「ない」のです(解釈などは人それぞれ違うものですから当たり前です)。とりあえず、ある程度大きくなったサイトで雰囲気が悪くならないようにするためには…議論系の掲示板を別に設けるといいんじゃないかなと思います。例えば、これまでの掲示板を「雑談用」にして、ツリー型又はスレッド型の掲示板を別に用意して、作品に関する議論はそちらでやってもらう、といった感じで運営するといいでしょう(ツリー型=「質問こーなー(例は過去ログ)」タイプの掲示板・スレッド型=「2ちゃんねる」や「同人世界保管計画掲示板」タイプの掲示板。どちらもあるテーマの記事の後ろにレスを付けていく形なので議論のネチネチが他に飛び火しにくいです)。

 こうすることで管理は面倒になりますが、初めて来た人が激しい議論を目の当たりにしてヒく…といったことは防げるかと思います。

 なお、「作品に関する批判」を禁止しているのも見かけますが…批判そのものは立派な「意見」です。批判を禁止することはかえって心の狭さを「荒らし」につけこまれる事も考えられるので避けた方がいいと思います。

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「荒らし」を法のもとに訴えることはできるの?

 内容次第では「名誉毀損罪」や「侮辱罪」、「威力業務妨害罪」「電子計算損壊等業務妨害罪」が成立する可能性があるようです。また、「民事上の不法行為」は成立するので、荒らされたコトによって財産的被害を被ったり、精神的苦痛を受ければ損害賠償を請求することができます。(多額の賠償金は取れないようですが…)
 …とまぁ、「荒らしは犯罪」なワケです。ただし同人系ページの場合、荒らされる側に非がある場合も(かなり)あります。偉そうな事を言ったりデカイ口叩いたりして悪い意味で目立ってはいけません…。

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