どうじんようごのきそちしき

■ 同人グッズの作り方 ■

どうじんぐっずのつくりかた

同人用語の基礎知識  / 同人グッズの作り方


 グッズは同人誌を作るのよりも手間がかからないので、グッズ作りにはまってしまうとなかなか本が出なくなるそうです(笑)。印刷の発注などいろいろ勉強になるので、グッズ作りから同人活動を始めるのも悪くないと思うのですが、「グッズサークル」はあまりイメージが良くないので、マンガ描けるならば本もちゃんと出した方がいいでしょう。
 「絵を描くこと」と「マンガを描くこと」は結構違います…。絵が上手い人でもマンガが上手いとは限らないし逆もそうです。「本より楽して儲かるから」という理由でグッズばかり作ってるのはあまり良くない…ですが、「本作れないからグッズ…」ってのはアリなのかもしれません。

 びんせん / 封筒 / シール・ハガキ
※合わせて「原稿用紙の使い方」も見て下さいね。(画像激重ページですが)
■ バッチ・ラミカード
■ その他グッズの作り方
■ 同人グッズの売り方


うちわ

 夏の定番商品。ただイベントの日が暑くないと売れないです(笑)。また、最近では印刷所で比較的安く気軽に作れるようになったので、作るサークルさんも増え、ちょっと過剰供給気味…。アイディアで勝負するか、無料配布するくらいじゃないとつまらないかも…。
 印刷所に頼む場合はフルカラー、単色・多色なんでも大丈夫です(基本的に紙に印刷するものなので)。また、コピーなどで作れるキットや、手書きで楽しめる白紙のものなど色々あります(イベント会場や「東急ハンズ」などで購入できます)。予算やアイディアに応じて選ぶといいでしょう。


Tシャツ&その他布もの。

 印刷所などで本格的に作ってもらうこともできますが、かなりお金かかります…。カラーコピーやパソコンのカラープリンタを使えばもっと気楽に、しかもカラーで作ることができます。作れるキットについてはパソコンショップできいてみて下さい。値段は色々です。うまく作れば結構安くできるはずです…。
 また、大きなコピーショップでTシャツに転写するところまでやってる所もありますね。ちょっと値段は割高ですが、それでも小ロットの場合印刷所で作るよりは安いですし、何よりも面倒な転写の作業がいらないのがありがたいでしょう。
 ただ…この手のグッズの最大の問題点は、それを買った人がイベント会場に着てくる可能性があることです…。(かなり恥ずかしいらしいです、作った本人が見かけると…)


マウスパッド

 ブームのせいか(?)パソコンを持っている人も増え、マウスパッドを作るサークルさんもでてきました。
 これもTシャツなどと同様に、印刷所に依頼して作ることも出来ますし、パソコンショップで売ってる「マウスパッドを作ろう」といったキットを使っても作れます。ただ、印刷所などに頼んで作ったほうがちゃんとしたものができるようですね。自作のキットはコストも高く今一つのようです…。


クリアーファイル

 無地のクリアーファイルにイラストを箔押し又は印刷(シルクスクリーン等)します。意外とお金をかけずに作れるグッズです。小数でも1枚原価200円以下で出来ます…絵の手間もびんせん並みかな。作れる印刷所も増えてきたので、最近は割と見るようになりました。もちろん箔押しだと「印刷」としての品質は今ひとつなのですが、それでもグッズとしてはいいですね。
 ただクリアーファイルとして売っても面白くないので、びんせん+封筒のレターセットをつくって、それをクリアーファイルに入れて売るのもイイかも知れません。


紙袋・ビニール袋

 ある程度本やグッズが売れるようになったらイラスト入りの「紙袋」や「ビニール袋」を作ってみるのもいいと思います。でかい袋なら買ってくれたお客さんが、イベント会場内でその袋を使ってくれるだけである種のサークルの宣伝になりますね(笑)。だいたい500袋くらいから印刷所は引き受けてくれるようです(モノクロ・フルカラー共に)。値段は印刷所によってだいぶ違います。
 そんなに沢山作ってもさばききれないよ〜と言う場合は、無地の紙袋にプリントゴッコでプリントするという方法もあります。(B5サイズプリントゴッコの方がでかくてカッコイイですが本体が手に入れにくいです…)また、モノクロコピー機でコピー可能な紙袋もあります。更には紙にコピーしたものを貼り付ける…というワザもできますね…。工夫次第で色々できるでしょう。


カレンダー

 A3やB4一枚のカラーコピーをラミネート加工したものから、フロッピーディスクサイズの卓上カレンダー、A5やB5の薄い「本」として発注して作ったもの(壁にかけられるよう穴を開けてもらう)、365日フルカラー日めくり…。全部実在します(笑)。結構同人作家としては「作ってみたい」グッズのようです…。ただ、売れ残ったらうちわより始末に負えない代物です…(うちわなら次の夏を待つことができるけどカレンダーじゃ使い物にならんだろう…)。今ならWeb上で配信できますからもうそんなに実用的じゃないかもしれませんが。
 さて、印刷所でフェアをやっているフロッピーディスクサイズ・CDジャケットサイズなどの原稿については、たいていそれぞれの印刷所が専用原稿用紙を用意しているのでそれを取り寄せて描いて下さい。日付を入れる関係からほかのサイズについても専用原稿用紙がある場合が多いかな…。カレンダーフェアをやってる印刷所は割と多いので、9月頃に適当に問いあわせてみてください。


抱き枕(爆)

 究極の「癒し」グッズともいわれる(笑)抱き枕ですが、男性向けジャンルで作って販売しているサークルをちらほら見かけるようになりました。かなり高価なものなので限られたサークルしかできないでしょうけどね。これについては詳しく研究したページがありますので検索してみてください。
 それにしても…1個からでも出来るんですね…。…自分用に作りたい…(ぼそ)。何のとは聞かないで…。


その他印刷所などで作れるもの

 その他印刷物では下敷(ラミネート加工のなら気軽に作れるし印刷所でも本格的なのを作ってもらえる)やタロットカード、トランプ、トレーディングカード(いくつかのサークルで協力してやれば面白いかも)などがありますね。ほかにも作れるでしょうしアイディアは尽きません。
 さて、印刷技術の発達は素晴らしく(?)今なら大抵の「モノ」には印刷が出来るそうで(それこそ液体と気体以外ならば)、陶器のコップ布製のバッグカンペンケースなんてものも作れます。このあたりはもちろんそんなに安くは作れませんが(印刷所で本格的に作るには100個単位、5万くらいはかかるようです)しっかりしたものが作れます。コピーセンターでもできるものがありますし、また、「ピンズ」などを作るのも面白いかもしれませんね。ほかのサークルと差をつける(笑)ためには色々やってみるのも良いでしょう…。


ハンドメイドを極めるっ!

 …印刷屋さんに製作を任せるのではなくて、自分のアイデアで色々作ってみようという人も結構居ますね。ハンドメイドの温かさとかそういうものを追求するのも良いのかも知れません。

手描きコースター

 手作り同人グッズでは割と見られるもの。即売会「限定」で売ってる場合が多いです。東急ハンズや「無印良品」などで何も印刷のされてないコルクコースターを買ってきて油性マジックでイラストを描きます。実用的ではないですが世界に一つしかない書き下ろしだから持ってて楽しい…かも。

色紙・ボード

 これは厳密にはグッズではありませんが、買う立場には同じ感覚の物だと思います…。色紙の場合、「世界堂」などで売っている(和紙ではない)「サイン用」色紙が割とオススメです。一枚が安いのと、余り滲まないので描くのが割と楽です(コピックなどとの相性も良し!)。100円均一で2枚入ってるものもこのサイン用色紙です。
 ボードの場合は、スペースに飾る広告の役も果すので、かなり凝ってみても良いと思います。ただ、買った人が困る位大きなボードはどうかなと思います。(持っていくのも大変ですしね…)
 どちらも値段を付けるとき、あまり高すぎても売れず、逆に安すぎても自分の絵にそれだけの値段しか付けられないのかとバカにされて売れず、色々と難しいものがあります…。(要はその絵に対する思い入れが大切なんですが)オークションに出すものだともう少し気は楽なんですけどね。

コスプレ用アイテム・アクセサリー類

 最近即売会でコスプレ用のアイテム・アクセサリーなどを売るサークルが出てきました。立体物を作るのが好きな人にも、また装身具を作るのが面倒なコスプレイヤーにもうれしいことですね。ただ、出来で売り上げが大分変わるらしいです…。更に、コスプレ衣装の型紙や作り方、衣装そのものを売ってる所もありますね。

プリンタを使って…

 さて、プリンタ用の透明シールを使えば、大概の「モノ」が作れそうですね。時計やケース類など、シールを貼ればそれだけで作れますね。100円ショップや景品・ノベルティ類の専門店に行けば、色々安く売ってます。あまりぼろ儲けにならない程度に適当に作ってください。

他に見たことのある物。

手作りポプリ…家のベランダで育てた花から作ったそうです。
ぬいぐるみ…UFOキャッチャーで出ないようなキャラクターをぬいぐるみ化してみたり。小さいものからそこそこ大きいものまで見たことがあります。


同人グッズの売り方

値段の付け方
例1:B5の白上質紙基本色1色刷りびんせん2種×300枚を3500円(送料とか諸々込み)で作ったらいくらで売る?
 …割と多い値段設定が1種×10枚で100円又は2種×5枚100円かな。

例2:B5の特殊紙に2色刷りしたびんせん2種×300枚を6500円(同上)で作ったらどうする?

 …ここは迷う所ですが、8枚100円か15枚200円かな…。原価割れの10枚100円と値段を付ける人はあんまりいないと思います。

 などと…同人グッズは市販品とは違って、値段はそれぞれの売り手・サークルが思いのままに付けるんですが、それにしても色々ありますね。儲けを出そうとする所、無料配布を常とする所などなど。とりあえず、その値段で買うかどうか決めるのはお客さんだってことを忘れないようにしないといけないですね。

即売会でのディスプレイ

 オリジナルグッズ中心のブロックにいくと、狭い即売会のスペースでできるだけ多種類のグッズを置けるようにしてるのがよくわかります…。一度のぞいてみるといいでしょう(参考になるよ)。また、バッチメインのサークルのディスプレイもよく工夫されてますね。(特に男性向け同人誌の多い即売会とゲーム系で若い娘の多い即売会で探そう…)
 なお、ワタシがバッチを販売するときには、金網を使ってました。大きなボードでもいいのですが、できればスペースの人の顔などは見えたほうがいいですからね…。
 一応、通行のじゃまにならないように、又「消防法」にひっかからないように(これは大きいイベントの時に重要)注意しながら、色々ディスプレイを試行錯誤するのもグッズを即売会で売る楽しさの一つかも知れません…。

通販に関するエトセトラ

 一応ちょっとしたことを。
 びんせんやシールなどの紙でできたものは本と同じ要領で送る事が出来ますが、「冊子小包」で送ることはできません。(本と一緒に送っても駄目だそうです。チラシ配布者にチラシを送付する場合も同様。これ守らない人結構いるらしいですが。)それからグッズとは別の話ですが「第三種郵便」として同人誌を送るのは絶対にダメです。確かに安いんですけどね…。…びんせんも冊子小包使える…という話も聞きました。本当かどうか郵便局で問い合わせたいと思います。

 また、バッチを「定型郵便」(80円ないし90円)で送るときは、封筒の厚さが1cm以上にならないようにして下さい。(金具に注意。定型外になってしまいます)クリップ付きの安全ピンをあまりオススメできないのもこの理由からです…。

…その他は通販の仕方(未公開)をお読み下さい…。