どうじんようごのきそちしき

■ 同人誌即売会に一般参加してみよう。 ■

どうじんしそくばいかいにいっぱんさんかしてみよう。

同人用語の基礎知識  / 同人誌即売会に一般参加してみよう。

 同人誌即売会に「一般参加」 -同人誌を買うために参加- してみたい場合には、最初は地元の小さめのイベントがいいです。「コミックライブ」や「コミックワールド」ならば全国的にやっていますので、調べて行ってみて下さい(どちらもHPがありますので調べてみて下さい)。
 また、最近では、オンリーイベントの情報がネットで手に入るようになったので、初めて一般参加するのがオンリーイベント…という人も増えているかもしれませんね。基本は同じです。



 …なお、言うまでもないですが、初めて行く場合は行ったことある人と一緒に行く方がイイです。今ならネットで連れていってくれる人を探すことも出来るでしょう…。


一般参加の「資格」

 サークル参加は「中学生以下は参加できません」という場合が多いのですが、一般参加には通常は年齢制限はありません(ただし成人向ゲームのオンリーでは、18歳以下来場禁止…というのもあるようです)。だいたい中学生以上なら一人でも参加できるでしょう。小学生でも高学年で金銭感覚がちゃんとしていて、「マナー」が守れるなら大丈夫かな…?
 ただしいちばん大事なのは年齢などよりも基本的なマナーが守れるかどうかで、それを守れない・知らない・判らないのなら参加しないでください。同人界のマナーだけでなく、人として当然の、最低限の一般社会のマナーがなってない人もあまり来ないで欲しいです(いちおう同人誌世界といっても公共の場ですから…)。さらに、ついつい買い過ぎて帰りの電車代もなくなった…というのは非常に困るので(誰も助けてはくれません)、金銭感覚がまるでない人もやめておいた方がいいですね…。

 少し厳しいこと書いてますが、小中学生で同人誌即売会に来ている人に「困ったちゃん」が多いので…(汗)。

 また、以下に該当する方も注意が必要です。
  • 重い持病のある人
     大きいイベントなら救護室が設定されている場合もありますが、応急手当しか出来ません。体力を使う所ではないですが、結構歩き回ることになるので、内科的疾患がある場合は辛いかも知れません。

  • 障害をお持ちの方
     まず、視覚障害者は危険だと思います。物がごちゃごちゃしているため、危険です…。また、救護室のないイベントも多いので、内部障害が重い人も避けたほうが良いでしょう。残念ですが、何か起こった場合に対処できないことが多いと思われます…。
     聴覚障害を持つ人は健聴者と同伴で参加した方がいいでしょう。アナウンスなどで重要なことを連絡していることも多いですし、手話が通じるサークルさんやスタッフさんはやはり少ないです。また車椅子を使用されている方は、あらかじめイベントの主催者さんに問い合わせた方が良いでしょう(公共施設以外だと車椅子が入りにくい会場もありますし、イベントの机の幅が狭くて車椅子で回れないことも多いです…)。

  • 日本語の理解できない方
     (差別偏見の意図はないですが)スタッフからの指示は日本語でなされます。日常一般会話程度以上の日本語を理解する能力は必要です。
     とりあえずここを読めていれば「理解できない」ことはないと思いますが…(でも小学生くらいだと辛いかもしれないです)。あと、日本語で意思表示できないとつらいことが多いです。筆談は大丈夫なことが殆どですが、大混雑しているイベントではきついかも知れません。なお、英語が通じないことも多いので、日本語が話せない外国の人もつらいでしょう(コミケの場合は国際対応部がありますが…)。

  • 乳幼児連れの方
     これは個人的意見ですが、ワタシは(特に小学生低学年以下の)子連れでイベントに来られるのは勘弁して欲しいと思っています。
     まず、イベント会場は通常、子供にとってあまりいい環境ではありません。人混みの中では風邪をひいてしまったりするかも知れません。また、子供が嫌い・子供連れを快く思わない人や、逆に幼児性愛者も一般社会より多くいますので、できれば小さい子供は連れてこない方が良いと考えます。


一般参加するには

 通常は、即売会に本を買いに行くだけならば、事前申し込みは必要ありません。当日そのまま会場に行って下さい。ただし…何か判らないことがあっても、会場への問いあわせは絶対にしないでください。もし会場への行き方がわからない…という場合は、イベントまで時間があるようでしたら主催者に手紙やメールで問いあわせるのといいです。時間がなければWeb上の地図サイトで探してもいいかも。その他イベントに関することはすべて直接主催者に訊いてみて下さい。
 特に大きい即売会では、事前に書店などでカタログを前売りしている場合もあります。カタログチェックが事前に出来て便利です。即売会主催団体のホームページなどをチェックして下さい。

 なお、まれに一般参加者も事前登録・事前カタログ購入が必要なイベントもあります。その場合のみ、「申し込んでいない(カタログを持っていない)と入れない」ので気をつけてください。


一般的な禁止事項

 コミケも含む同人誌即売会一般でしてはいけないことです。


コスプレ衣装のままの来場・帰宅
 「コスプレ禁止」の即売会では当然ですが、コスプレ可の即売会でも、コスプレは会場の中でやってこそ「コスプレ」です。街の中をコスプレして歩かないで下さい。どんなに「軽装」でも、ジャケットだけでも、あるいは帽子だけでもやめて下さい。
 なお、ジャンルやキャラクターを知っている人が見るとむしろ恥ずかしいものです。また、特定のキャラクターなどのコスプレではなくても、混んだ電車には乗れない衣装は避けた方がいいです…。


値切ること
 フリーマーケットでは当たり前ですが、同人誌即売会では値切ると「は?」という顔をされます。みっともないのでお金が足りないなら潔く諦めて下さい。


動物の持ち込み
 環境が悪いので何が起こるか判りません。暴れたりしたら迷惑をかけますし、ストレスで動物が死んでしまうかも知れません。盲導犬もおそらくダメでしょう…。


飲酒/喫煙
 泥酔状態では来場を断られることが殆どだと思います。また、会場内で酔っぱらっても困るので酒類は持ち込めません。差し入れも避けたほうがいいでしょう。
 また、本など燃えやすいものが多い場所なので、会場内では普通喫煙できません。会場によってはロビーなどに喫煙所を設置してる場合もありますが、基本的にはないと考えた方がいいでしょう。喫煙者は我慢してください。


危険物の持ち込み/犯罪行為
 当たり前です。何が危険で犯罪かは、自分で考えて下さい。


必要なもの。

 オンリーイベントや地元イベントなど、小さめの即売会に一般参加するときに持っていくと便利なものなどをリストアップしておきました。参考にしてください。

お金・かばん

 これがないと始まりません(笑)。お金は、たくさん持っていくに超したことはないですが、小さめの即売会の場合は、サークルさんがお釣をあまり用意していないことも多いので、万札・5000円札は避けましょう。行きの切符を買うときなどでくずしてから来場してください。また、パンフレット(カタログ)は一般参加者は全員購入制という場合が殆どなので、最低限でもパンフレットが買えるだけのお金(500円〜1000円)は持っていきましょう
 かばんは…A4サイズが余裕で入るものを持っていきましょう。出し入れが簡単なものが良いです。もし沢山買う予定ならば紙袋があるともっと便利です。

スケッチブック

 同人誌即売会特有の文化として、「スケッチブック」の慣習があります。これについては別のところで詳しく書くでしょう。

ファイル

 これはサークルさんからいただいたペーパーを入れておくのに便利です。

名刺

 話が盛りあがったりした場合、これがあると便利です(笑)。

差し入れ

 知りあいのサークルさんが参加している場合は持っていくと喜ばれる事も多いです。
 何人かで分けて食べられるように個別包装してあるお菓子やその場で使える小物がいいと思います。逆に個別包装していないお菓子は分けるのが大変なのと、大きなものはもって帰るのが辛いです(経験上)。


…これくらいでしょうか?

 あと、男性向けジャンルや、人気絶頂ジャンルのオンリー即売会、中・大規模(5000sp以上)オールジャンル即売会の場合は、入場待ちや、「入替制」になる場合があります。ケイタイ、携帯用ゲーム機、本などの暇つぶしアイテムは持っていったほうがいいです。


会場では…

 大体入場〜帰るまでの流れを紹介します。


入場するとき
 同人誌即売会では普通、入場するときに入場券代わりとして「カタログ」(パンフレット)を1人1冊買わなければいけません(何人かのグループで入る場合でも1人1冊買う必要があります)。このカタログにはイベントに参加しているサークルのリストやサークルカット、注意事項などが書いてありますので、初めての参加の場合には隅々まで読むようにして下さい。


お目当てのサークルを探す
 何かお目当てのサークル(ジャンル)がある場合には、カタログで探してみましょう。
 行きたいサークルの「サークル名」が判っている場合には、サークルのリストから探してみて下さい。作家さんの名前からでは普通判らないので、あらかじめサークル名をチェックしておくといいでしょう。
 サークル名は判らないけど○○本が欲しい!という場合には、サークルカットなどからそのジャンルのサークルを探します。イベントの規模が小さい場合にはお目当てのジャンルのサークルはないかも知れませんが、その場合も会場の中をくまなく歩いてみて下さい。もしかしたら新しい出会いがあるかも知れません。


サークルを見て歩く
 お目当てのサークルで本を買い終わったら、他のサークルも見ながら歩くといいでしょう。たいていのサークルさんでは立ち読みも歓迎していますので「いいかなぁ」と思う本があったらパラパラと読んでみるといいでしょう。立ち読みした本が「やっぱりいらないや…」ということで買わない場合は、軽く会釈などして本を元の位置に戻して下さい。
 もし、強引な押し売りまがいのことをやっているサークルさんがあれば、スタッフに苦情を言うといいと思います。スタッフはたいてい、腕章をしていたり、スタッフとかいてあるバッチを付けていたりするのですぐ判ります。


会場を後にする
 だいたい満足したら家に帰りましょう。買った本はすぐ読みたくなりますが、がまんして、家で読んで下さい。


スケッチブックの話。

 いつからはじまったのかは判りませんが、同人誌即売会で作家さんにスケッチブックを渡して描いてもらう、という風習があります。これがいわゆる「スケッチブック」、略して「スケブ」です。パンフのサークルカットや、スペースに飾ってあるイラストボード等に「スケブOK」と書かれてることがありますが、その場合はその作家さんが「スケッチブックを書くのを喜んで引き受けますよー」ということですね。絵が気に入ったら、できればそこの発行物を買ってから描いてもらうのもいいでしょう。作家さんの「生」のイラストが見られますよ。
 ただし。「コミケ参加の基礎知識」でも書いたのですが、スケッチブックを頼むマナーは守って下さいね。割と大事なので見て下さい…。
 いちおう…コミケよりは小さい即売会の方がスケブを引き受けてもらいやすいでしょう。作家さんにも余裕があるでしょうし。だけど…ワタシはスケブ苦手です。大抵断ります(苦笑)…………。そういうサークルさんも結構いますので注意して下さい。


その他「一般参加のマナー」。

 気付いたことなど。他にもあるけどね…。

長時間一つのサークルの前で立ち読みなどしない。
 営業妨害です(苦笑)。

それ相応にコミュニケーションを図りましょう
 あまり馴れ馴れしすぎるのもダメですが声を掛けても反応がないのも不気味がられます。また、基本的に見知らぬ人には敬語を使いましょう。いくら相手が年下に見えてもいきなりのタメ口は失礼ですよ(ワタシみたいに年齢不詳の人もいますし…)。

何かしてもらったら「ありがとうございます」と、迷惑をかけた時には「すいません」。
 心配りは大事です。ぶつかったりしたら謝って下さい。特に男性の一般参加者はマナーがなってないと言われています…。

ごみはごみ箱に。荷物は自分で持って歩こう。
 どちらも一般常識だと思うのですが…。ごみはごみ箱があればごみ箱に捨てるようにして下さい。ごみ箱が無ければ持って帰る。サークルさんに「コレ捨てといて」と渡すのは大変失礼です(実話…)。
 また重いカバン背負うのは大変ですが、サークルスペースを持っていない一般参加者は基本的には荷物は全て持ち歩くようにして下さい。盗られないだろうと壁際などに放置してあるカバンは不審物にしか見えません。また最近では即売会での置き引きなど結構多発しているようです。

 ま、基本的にはコミケだろうが小さい即売会だろうが「マナー」は同じです。「人に迷惑をかけないように考えて行動する」コトが一番大事ですね。