どうじんようごのきそちしき

■ 同人誌即売会にサークル参加してみよう。 ■

-申込み編-
 
どうじんしそくばいかいにさーくるさんかしてみよう。もうしこみへん

同人用語の基礎知識  / 同人誌即売会にサークル参加してみよう。・申込み編


 同人誌やグッズを作ったら、それを誰かに売ったり配ったりしたくなると思います。同人誌を頒布するには通販など色々な方法がありますが、一番手頃なのは同人誌即売会、そこで、イベントに「サークル参加」することになります。なお、そのときにはあらかじめサークル名と活動ジャンルを決めておいて下さいね…(苦笑)。
 「コミックマーケット」の申込みについては「コミックマーケットに行こう!」をご覧下さい。



どんなイベントに参加する?

 まず、どんなイベントに参加するか…ですが、全く初めての時は、近場で行われる、参加費の比較的安い企業系イベントに申し込むのがいいでしょう。何か起こったときも対応が確実です。例えば「コミックライブ」や「コミックテクノ」あたりが良いかと思います。どんなジャンルの本でも売れるとは限りませんが、参加費もそんなに高くないので、勉強にはなると思います。
 もちろん、オンリーイベントも良いのですが、サークルが集まりすぎて「満了」したり、逆に中止になったりすることもよくあるので、全くの初心者にはわかりにくいかも知れません。あと、「コミックマーケット」は全く初めての人にはお勧めできません。コミケ特有のルールが多すぎるので、できれば他のイベントでサークル参加になれてからの方がいいでしょう。
 まぁ、自分がこれだ!と思ったイベントに参加するのが一番なのかも知れません。参加していくうちに色々わかってくるはずです。

ここから先は一応、イベントに「直接参加」することを想定して書いてあります。「委託参加」の場合についてはいずれ書きます…


申込書を手に入れる。

 さて、参加したいイベントを決めたら、まずは申込書を手に入れましょう。一番てっとり早いのが、郵便で問いあわせる方法で、主催者さんの住所に、「×月△日の○○○(イベント名)の申込書を下さい」と手紙に書いて、「80円切手の貼ってある自分の住所を書いた封筒」(返信用封筒)を同封して送りましょう。送る封筒の裏にもリターンアドレスをはっきり書いてくださいね。主催者さんの住所氏名は、イベントの告知されていた雑誌などに載っていると思います。
 その他、一般参加して即売会のチラシ置き場で手に入れたり手渡されたり、書店などに置いてあったり、最近ではネット上で申込書ダウンロードのできるイベントもありますね。適当な方法で手に入れてください…。


申込書に必要事項を記入する。

 申込書には色々記載するところがありますので、必要なところをきちんと埋めましょう。記入は黒のボールペンかミリペンで。鉛筆や色ペンは使用しないで下さい。住所・氏名・電話番号は、割と重要なデータなので、ウソつかずに書きましょう。ごくまれにFAXで連絡が来たりもします。どうしても…という場合のみ、友人などの住所を借りるようにしてください。

 さて、ここで軽く「同人誌即売会申込書用語の基礎知識」をまとめましたのでわからない用語がある場合見てください。(「同人誌即売会用語の基礎知識」の方も合わせて見てくださいね。)

Sp

「スペース」の略。1Sp、2Sp…という使われ方をします。

合体(申込)

友人知人などのサークルと、となりあわせでスペースを取れるよう、申し込むこと。
基本的に「同じジャンル(カップリング)」で、「一緒」に申し込まなければダメです。更に普通は、2サークルの合体のみ受け付けてもらえます。詳しくは申込書の注意がきに書いてあるハズです。
個人サークルで、スペースを離れるときに友人に店番をしてもらえる、暇なときに話相手がいる、などメリットも多いですが、イベント直前に大喧嘩してしまうと、気まずいです(苦笑)。
合体申込の注意点については別記します(予定)。

書類不備

申込書に書いた内容に不備(嘘や書き漏れや)があった場合にこう呼ばれます。
スペースが取れない原因の一つがコレ。

スペース

「サークルに即売会主催者が貸している販売用の空間」のこと。
その広さは即売会によって違います。机半分+椅子1脚…という場合が多いかな。(椅子が2個の場合もありますし、机1個の場合もあります)

足し椅子

「追加椅子」の別称。

追加椅子

普通スペースには1脚〜2脚の椅子がついてきますが、サークルの人数が多いなどで更に椅子が必要となり、「追加」で椅子を借りること。 

満了

いっぱいになること。
「スペース満了」というと、スペースがいっぱいになったので申込みは締め切りました、という意味です。

隣接

「合体」の別称。


サークルカットについて。

サークルカットはこんな感じ。これはワタシの2000年「夏コミ」のものです。    サークルカットはサークルの顔です。しっかり描きましょう(笑)。(左のはあんまりしっかり描いていない悪い例です…)

 まず、「サークル名をかく部分」に、自分のサークル名をかいて下さい。(左の例では「微分積分イイ気分!」とかいてある部分です)スペースに余裕があればここに「新刊あります」とか「スケブOK」とか、適当な宣伝文句を入れてもいいですね。

 次にカット部分です。ここには普通絵を描きますが、もちろん文字だけや、コピー切り貼り・プリントアウトしたものの貼り込みでも大丈夫です。ただし、鉛筆がきやボールペン書き、感熱紙の使用は避けましょう。印刷で出ません。要するにオフセット本の原稿作成法と一緒です。

 さて、左上の部分には何も書いていませんが、ここにはイベントカタログにするときにスペース番号の数字や記号を主催者側で入れる欄になっています。左のカットも、コミケカタログでは「46」という数字がここに入ってます。何も描かないようにして下さい。また、この部分を区切る枠線も消さないようにして下さい。場合によってはそれだけで「書類不備」になります。

 また、イベントによっては、連絡先を記入する欄があると思いますが、これを記入するかどうかは普通は自由です。通販を受け付けていなかったり、連絡先を公開したくない場合は書かなくてもいいでしょう。イベントパンフの住所から、DMや不幸の手紙が送られた…という話があるので、最近ではコミケなどの巨大即売会では連絡先をサークルカットに書かないところも増えていますね。この例でも、本来は左下に「〒」が入っているのを消してあります。(その代わりにURLとメールアドレスが入ってます)

 その他注意点はこちらを見て下さい。


申込書を書いたら…。

 申込書を書いたら、主催者に必要物と一緒に郵送することになります。申込書の説明には「スペース代分の定額小為替と80円切手2枚と宛名シール2枚と申込書を同封の上…」とか、「スペース代を郵便振込で降り込んで、郵便振込の受領証を申込書に貼り込んで90円切手を貼った長3の返信用同封の上…」などと書いてあると思います。

 まず「定額小為替」、これは同人誌の通販で本を買ったことのある人ならばおなじみでしょう。郵便局の貯金・為替の窓口で作って下さい。これは一般的な郵便局ではPM4:00までしか扱っていないので急ぎの時などは気をつけてください。「新宿郵便局」などの都心の非常に大きい郵便局ならPM6:00まで扱ってます…(ワタシはよく使う)。

 為替ですが、額面が1000円までは一律1枚10円、2000円以上のものについては1枚あたり「1000円につき10円」の手数料がかかります。2000円分の定額小為替は、2020円で、3500円分ならば3540円ですね。さて、為替を購入すると長いのと短いものが渡されるわけですが、この「長いほう」を送ってください(こちらが為替の本体です)。これには名前を書くところがありますが、絶対に何も書いてはいけません(無記名でお願いします、とかいてなくても)。ミシン目も切り取ってはいけません。渡された残りの短いほうは、領収書で、何らかの事故があったときにこれで問いあわせができますので、保管しておいてくださいね。それから、為替は出来るだけ新しいものを使いましょう。→「定額小為替」の更なる解説はこちら。

 一方、「郵便振込」、こちらも郵便局で行います。これも普通は4時までなので時間には注意してください。

 まず、そのイベント専用の振込用紙がある場合は必ずそれを使ってください(コミケとか)。専用のものがない場合には、郵便局に備えつけの振込用紙を使ってください。窓口かどこかに置いてあります。書き方は…多分見ればわかると思いますが、まずは自分の住所氏名を該当するところすべてに書き込んで下さい。窓口備えつけのものならば、住所・氏名などを2回かくことになります。通信欄も指定があれば何かかき、金額をかきこんでから、お金を添えて窓口に出してください。これも手数料がかかり、おそらくイベントの申込位ならば60円だと思います。窓口に用紙とお金を渡すと、小さい「受領証」が帰ってきますので、それをイベントの申込書に添付して送ったりします。なお、これも領収書になりますので、手元にコピーを大事に保管してください。

 次に「宛名シール」です。これも同人誌の通販ではおなじみですね。「マイタックラベル」などを利用すると便利です。ただし「はがせるタイプ」は使わないようにしましょう。もちろんプリンタ用の住所ラベルを使ってもいいですし、更にビデオのインデックスシールや白い紙に書いてきりとって、うらに両面テープをはりつけたものでも代用できます。そこに自分の住所と名前(申込所に書いたもの)を書いて、宛先には「様」をつけておきましょう。

 「返信用封筒」、これも同人誌の通販で使うものですね。自分の住所・氏名を封筒の宛先に書いて、指定の切手を貼ればできあがりです。イベントによっては「長4・長3」など封筒の大きさが指定されているので、それは守ってくださいね(指定がなくても洋型封筒は使わないように)。また、宛先には様をつけておきましょう…(やっぱり)。


申込書の投函。

 申込書の書き漏れがないかどうか確認して、その他の同封物にも不備がなさそうならばそれを主催者さんへ送ってください。この時、為替が外から透けて見えないように、適当な便せんや申込書などでつつんで封筒に入れるか2重封筒を使うようにして下さい(郵便事故防止のため)。「イベントがんばって下さいね」などという手紙も添えてあるといいでしょう。なお封筒には「為替在中」とは絶対に書かないで下さい。為替が盗まれたりすることもあります。あと封筒の宛先に、個人名ならば「様」、団体名だったり係だったりの場合は「御中」を忘れずにつけるようにしてください

 さて…イベントの申込締切には「消印有効」と「必着」とがあり、「必着」の場合には最悪でもその締切日の前日に郵便局に持っていかなければなりません(当日でも間にあう場合や方法あるけど紹介はできない…)。「消印有効」の場合は、ポストの収集時間や、窓口に出すならばその局が本局に郵便物を持っていく時間なども考慮に入れて下さいね…、ただし、当然ですがスペースを確実に確保したければギリギリに出さないに超したことはありません。「翌朝郵便」の使い方(速達より確実に着きます!)や、何時までに○○郵便局に持っていけば都区内ならば当日配達可能とか…ありますけどね。


イベントが近づく…。

 さて、イベント2〜1週間前になると、参加証などが郵送されてくることでしょう。
 ここには入場券、そしてサークル参加者さんへの当日の案内などが入っていると思います。不足がないか確認してくださいね(不足があれば即主催者に連絡して下さい)。また、自分のスペース番号は封筒かどこかにかいてあるハズなのでこれも確認してください。注意がきをよく読んで、当日を待ちましょう。
また、スペースがとれなくて「落ちた」場合には、送った為替が帰ってくるはずです。2スペース申し込んでも1スペースになって差額が返金されることもあります。


 もしイベント5日前になっても何も送られてこないときは、主催者さんに問い合わせてみてください。会場に問いあわせてはいけません。(もちろん電話番号を公開していない主催者さんに電話をかけるのも、よほどのことがなければ避けたほうがいいです)なお、これの発送が非常に遅れるイベントがありますので、イベントのホームページ等があればチェックしておくのが良いと思います。同じジャンルのサークルさんのホームページや各種掲示板を覗いてみるのも手かも。

■ 当日編 ■