どうじんようごのきそちしき

■ 同人誌印刷用語の基礎知識 ■

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同人用語の基礎知識  / 用語集 / 同人誌印刷用語の基礎知識

 同人誌やグッズの印刷に関する用語や、オフセット本・コピー本に関わらず本を作るときに多分必要な用語を集めてみました。同人誌を作ってる人も読むだけという人も「本」に関する知識が増えていい…かも。

 なお、それぞれの印刷の具体的なことについては、印刷所に訊いてみた方が早いでしょう。

 現在「コピー本製作用語」をここから分離中です。


あそび紙

 本で、本文の前や後ろに一枚(それ以上入れることもある)入れてある紙のこと。同人誌ではトレーシングペーパーや色上質紙がよく使われてます。オフセット本の場合だと、印刷所がサービスで入れてくれたり、「セット」料金に含まれていたりもします。
 表紙の次にすぐ本文がくるというのより高級感が出ますし、コピー本などで表紙で使用してる紙が薄い場合、表紙から本文が透けてみえるのを防ぐ役割も果たします。
 このあそび紙に更に印刷や箔押し等がしてある本もありますね。(別料金ですが)
 

めも:
書籍の中身のうちで、両面にまったく印刷されていない白紙の総称」と「出版事典」ではかかれているので、「遊び紙に印刷する」というのは本来はおかしいのかも。(本文の「紙替え」と変わらないですから)

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アミカケ処理

 原稿に薄墨や写真などを使用してる場合(またはカラー原稿を本文白黒ページで使用する場合)、そのまま印刷しても潰れてきれいにでないのでアミカケ処理をします。
 新聞の写真のように、灰色の部分を小さい点(ドット)の集合にして潰れないようにします。
 今ならパソコンとスキャナとフォトショップなどのソフトがあれば自分でもできます。
 参考:
網掛けについて

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色替え

 本を刷るときに、表紙や本文を決まってるインクと別のインクで刷ること。本文の一部だけのインクを替えて刷る場合もあります。
 印刷所の手間になるので、加算料金がかかり、締め切りも普通に刷る時よりも早い場合があります。くれぐれも締め切りは守りましょう。
 

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色見本帳

 色を示す見本帳。基本色のインクなどをベタ刷りしたものと、4色(5色)印刷の色指定の際に使うカラーチャートとがあります。
 どういうものかは具体的に見た方が早い…のですが、マニュアルに入っている印刷所と入ってない印刷所とがあります(苦笑)。
 

めも:
資料請求の際に「色見本帳ありますか?」と訊いてみよう。

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裏刷り

 オフセット本で、表2・表3に印刷すること。
基本料金に含まれている場合と別料金の場合とがあります。フルカラー表紙の場合は行わないのが普通です。
 

めも:
最近は別料金の場合が多いですね。

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オフセット印刷

 印刷方法の一つ(原理はここでは省略します)。割と手軽なので、同人誌の印刷ではもっともポピュラー。略してオフセとかオフとかいいます。
 印刷所による品質の差が結構あります…。
 

めも:
同人誌印刷ではオフセット(かリソグラフなどの「孔版印刷」)が普通ですが、他にグラビア印刷、凹版印刷…など色々な印刷方法があります。

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折数

 印刷用語で、本文全体のページ数や、紙替え、色替えする場合の最小単位。
 これは印刷所やページ数によって異なりますがA5サイズの本の場合、8ページか16ページ、B5・A4サイズなら4ページか8ページが1折になります。大きい印刷所や大部数印刷の場合には1折の単位が大きくなる傾向にあります。
 

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折り込み

 印刷用語で、本にポスターやカレンダーなどその本のサイズよりも大きな紙などを2ツ折りや3ツ折りにして本文と一緒に製本すること。またはその入れたもの。
 オフセット本の場合、「折」で区切れるところなら自由に入れられます。コピー本ならどこにでも入れられます。
 でも同人誌の見易さというのを考えると一番最初か最後にいれるのが適当なのでしょうね。
 

めも:
ノンブルには算入しないと「出版事典」には書いてあったんですが、同人誌印刷の場合はおそらく計算に入れているでしょう。実際のところは各印刷所に問いあわせて下さい。

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オンデマンド印刷

 もともとデジタルで作ったデータや、「版下」をスキャナで読み込んでデジタル化したデータを、直接そのまま(製版することなく)印刷する方法です。「デジタル印刷」「デジタル何たら…」といった印刷方法はたいていこれか、これに近いものです。扱ってる印刷所も増えてきて最近割とメジャーになってきましたね…。
 印刷代が部数にほぼ正比例するので、小部数だけ必要な場合に安くて便利です。
 同人誌以外にも、卒業論文や報告書などを少部数印刷するのに向いてるでしょう。(むしろそういったものに向いているでしょう…)
 

めも:
実はこれ、「トナー」なんです。こすったり折ったりするとトナーが剥げます…。長期間保管してトナーが溶けないか心配なのですが…。

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隠しノンブル

 本を開いたときに目立たないような場所(主にのど部分)につけられたノンブル。
 デザインを壊さないですむので使われる傾向にあるようですが、印刷所によっては嫌がられます。ノンブルが入っていないとみなされて追加料金取る印刷所もあるので注意してください。
 

めも:
使わないのが無難です。

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ガクブチ

 ページの四隅にベタ塗りや濃いトーンを貼ること。→こんな感じ。
 見栄えがよくなる(?)からかイラストや文章ページに使いがちですが、印刷しにくいそうです。
 

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紙替え

 表紙の紙を豪華なものに替えたり、本文や便せんで途中で紙を変えたりすること。本文の途中のページからの紙替えもたいていの印刷所では、折数の単位で出来ます。
 便せんの場合、印刷枚数のうち何枚かを変えられるサービスを行っている所もありますが…通常は紙替えはできません。
 

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基本色

 印刷所で、スミ以外に色替え料金がかからないか、安い料金で替えられるインキ
 印刷所によって全然違うので、ある印刷所で安く作れた装丁の本が再版で別の印刷所に持っていったら随分お金を取られた…ということもあります。注意。
 

めも:
メタルインクの扱いが印刷所によってかなり違います。料金表を見比べてみて下さい。

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基本料金

印刷所で、あるページ数である部数の本を作りたい時に最低限かかるお金。
例:(適当に作ってみました・でも実際料金的にはこんなものかも…)

B5サイズ28Pの本100部で2万円

  • 表紙用紙エンボス梨地135kg
    または色上質特厚口各色(黒を除く)
  • 本文用紙白上質70kg
    またはハイバルギー
  • 表紙本文ともスミ一色刷り
  • 表2、表3印刷なし
  • 面付料、無線トジ製本料を含んでます


 実際に本を作る場合には…表紙にもっといい紙を使いたいとかフルカラー印刷をしたいとか、本文に奇麗な色の紙を使ってみたいとかスミ刷りというのもなんだからインクの色を変えてみようとか思う人が多く、なんやかやお金がかかります…。
 

めも:
基本料金で選択の余地が広い場合もありますが、そういう場合は基本料金そのものが高い…(汗)

めも2:
基本料金内で作った本でも上手な人ならば「見られる」本になるのですが…ねぇ…。

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化粧裁ち

 本の折丁の、綴じていない3方を製本の段階できれいに裁ちそろえること。これの後、梱包して、本は無事に本となって出来上がります。
 コピー本でも擬似的にこの化粧裁ちを行っておくと見栄えが随分違います。大きいカッターとアルミ製の定規、カッター台があれば出来るので、怪我に気を付けながらやってみて下さい。
 

めも:
某印刷所でやった時には感動した。それまで形こそは本だけど表紙の横から本文の紙がはみだしてるようなのを機械にかけるとアッという間にB5サイズの本になる…。機会があったら(?)やってみるといいかも。

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小口

 本の「背」と「のど」にあたる部分を除く3方の辺で、製本のときに「化粧断ち」される部分。特に上部の小口は「天」、下部の小口は「地」といいます。単に「小口」と言った場合、天と地は除くこともあります。
 

めも:
「天地」というと本の上下という意味になります。

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誤植

 印刷物で、文字・記号などに誤りのあること。(三省堂「新辞林」より)

 キャラクターの名前が例えば「真吾」ならば「慎吾」となってたり「太公望」が「大公望」となってたり。
 パソコンの誤変換によるものや英語をよく調べずに使った場合に多いですが、モノによってはかなり恥ずかしいので気を付けて下さい。
 

めも:
オンライン(ネット上)で二次創作作品を発表する場合、逆に誤植(や当て字)を利用すると検索除けになって良いかも。(トップページや作品に「誤植はワザとです」と明記しておきましょう)


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コピー本(コピー誌)

 そこらのコンビニ等のコピー機を使ってコピーして作った本。
 メリットは極端に言うなら同人誌即売会当日まで締め切りが延びること(当日の朝コンビニでコピーして会場で製本すれば(会場製本)本の発行は間に合うから…)、作り手のこだわりを本の作りで簡単に表現出来ること(装丁に凝ったり…オフでやるとお金かかります)、あとは「手作りの味」…かな。
 デメリットは、作る人の技術がモロ出るとか、めんどくさい、それから最近同人誌関係のコピーをコンビニが嫌がるなどですね。無理に表紙用特殊紙を手差しトレイに突っ込んだり、両面コピーの許可されてない店での両面コピーの強行、結構ムリなことをしてる人がいますから…。
 表紙のみオフで刷ったり、ちゃんとしたコピーセンターなどで刷ったりしてみてもいいかもしれません…。
 参考:
コピー本製作用語の基礎知識

めも:
コピー本は本ではない…という意見もありますが、やはりコピー本こそ同人誌だとワタシは思うのですが。

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差込み

 本の中に、例えばフルカラー印刷で制作した口絵など、本と同じ大きさのものを入れて製本すること。これも折り込みと同じようにオフセットなら本文の折で区切れるところならどこにでも入れられます。コピー本ならもう本当に自由にどこにでも入れられます(製本の手間はかかるけど)
 

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シルク印刷

 正しくは「シルクスクリーン印刷」。布でもプラスチックでも金属でも固形ならばほぼ何にでも印刷できる方法で、同人グッズの印刷に用いられています。
 ただし、あまり細かいものの印刷には向きません。(特にトーンは再現できないようです)
 

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シルバー製版

 「版」の一つです。「ピンク版」(一番一般的らしい)よりも値段ははりますが、キレイに印刷できる、そうです。トーンの再現などがいいようです。
 もちろん原稿がキレイに描かれているのが前提条件ですけどね。
 更にキレイに再現されるのを望むならば、「フィルム製版」がイイです。
 

めも:
トーンワークに凝っている人向け。

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上製本

 平たく言えばハードカバーの本のこと。同人誌以外の自費出版物では割とメジャーなようですが、同人誌ではあまり見ません……。とてもお金かかります。
 

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装丁

 「そうてい」と読み、「装釘」「装幀」などと書くこともあります。
 本の外面的デザインのことで、主に表紙や帯を作ったり(絵を描く以外にも、紙を選んだり、製本方法を選んだり…)する作業を指します。なお、本来の辞書的な意味としては書物を綴じて、表紙などをつけることだそうです…(広辞苑より)。
 

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多色刷り(表紙)

 最近はフルカラー表紙の同人誌におされてますが芸術的な多色刷りの本もまれにあります。絵のレベルがある程度以上になってくると2色刷りくらいの本でも十分にカッコ良く魅せられるようになります。
 コピー本でも黒一色の表紙などより映えます。ただし…出来るかどうかはコピー機のおいてある店次第ですね。あとはプリントゴッコでやってみても楽しいと思います。
 なお、肌色をうまく出すには、黄色とピンクで刷るのが良い、そうです…。
 
(参考)
 赤系黄系
 赤系+黒=茶色系
(黒は網点トーン使って薄目に)
 青系黄系緑系
 紫系黄系茶色系

めも:
同人誌印刷では2色刷りでも多色刷りの扱いになりますが、一般印刷では3色以上で刷ることを多色刷りという…らしいです。

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タチキリ

 印刷物で、裁断の線いっぱいまで(本の場合は「小口」いっぱいまで)イラストなどを使用することです。
 原稿用紙に「タチキリの場合はここまで描く」などと印刷されてます。そこまでちゃんとベタやトーンをはみ出しておかないと、印刷された際に間抜けな白抜けが生じる場合がありますので注意して下さい。(はみ出し過ぎてトンボが消えてしまうのも逆に問題ですが)
 

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断裁

 紙や製本直後(背中に糊づけしたりホチキスでとめたりした後)の本を、指定の大きさに切ることを指します。

 なお商業出版の用語としては、出版社で売れなかった本をシュレッダー(のようなもの)にかけて細々にしてしまうことを指します。同人誌でもやる人いるかも(汗)。
 

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 本の中身を構成している紙を数える単位。
 元は丁半ばくちの「丁か、半か!?」の「丁」で、「偶数」という意味です。
 

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丁合

 製本で折丁(製本するために印刷された紙を折ったもの)をページの順に集める作業。オフセット本では機械で行う場合が多いです。コピー本の場合は手作業…。
 ここでページなどを間違えると乱丁になってしまいます。コピー本を作るときには気を付けましょう。
 

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DTP

 「デスクトップパブリッシング」の略で、パソコンで原稿制作からレイアウト、編集までやってしまうことです。最近は出版業界でもこれが主流のようです。
 紙に出力して入稿する場合と、そのままMOやCD-Rなどで入稿する場合があります。
 なお、主流はMacで、専用のソフトを使うらしいのですが(…あんまり興味ないので具体名忘れた…)、Windowsの「Word」や「一太郎」でも大抵のことは出来るらしいですね…。
 

めも:
文字同人誌制作者ならば身につけて損はない技術ですね。

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特殊紙

 「上質紙」や「コピー用紙」以外の、色がついていたり厚かったりする紙を「特殊紙」と呼びます。本の表紙によく使うので、同人活動をしているヒトは妙に特殊紙に詳しかったりします(笑)。
 さて…本当に色々な種類の紙があるのですが、コピーできるものとできないもの・印刷できるものとできないもの…等ありますので、選ぶ時は気を付けて選んで下さいね(特にコピー本の表紙)。
 参考:
紙について

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特色

 印刷所で決められた基本色以外のインク。基本色への色替えよりもお金がかかるのが普通。メタルインク(金銀など)や蛍光インクを使うと普通の特色インクよりさらにお金がかかる場合が多いです。
 蛍光ピンクなどを表紙に使うと結構映えますが、その場合は基本色で蛍光色が入ってる印刷所を選ぶと安上がりです。
 

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トジ

 製本の方法のこと。オフセット本では無線トジ(平トジ)、中トジが中心で、コピー本では中トジ、袋トジが中心。
 

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トムソン加工

 紙に「型抜き」をする加工。時折見られる、「表紙にハート型の切り抜きがあってそこから中表紙が見えてる本」の加工です。
 うまくやれば結構可愛い装丁になるのですが、これが出来る印刷所はあまりないです…。また、この加工をした表紙を持ち込む場合、印刷所によっては製本できないと言われることもあるようです。(製本が難しいらしいです…)コピー本なら自分で切り抜いてもいいでしょうね。
 

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トンボ

 原稿用紙(版下用紙)のコーナー(端)、センターにある印刷のための目印。図で見た方がわかりやすい…。
 印刷所で面付けの時や、多色刷りの場合には印刷がずれないように、また印刷した後の製本や裁断の際の目印として大切なものです。
 原稿を描く時にはこれを消したりしないようにして下さい。また印刷所に入稿の際にはこれを定規を使ってペンでなぞって(「トンボを入れる」)下さい
 参考:
トンボの入れ方

めも:
印刷所によってどこに入れるか違うので、それぞれ頼む印刷所のマニュアルなどの指示に従って入れるようにしましょう…。

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中綴じ

 本文と表紙を一緒に丁合して、真ん中の折り目の所をホチキスなどで綴じて、3方向を化粧裁ちする製本。マンガの商業誌ならヤングジャンプとかモーニングとかの製本方法です。
 オフセット同人誌の場合は印刷所によっても違いますが大体40ページが限度のようです。コピー本の場合も80ページ位まで(その前にそのページ数コピーする方が大変だ)が限度です。
 商業誌ではもっと大ページのものでもやってるけど(…マンガ雑誌なら当たり前か)結構保管のときに本が痛んでしまう…。
 参考:
中綴じ(2)

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のど

 本の真ん中の、綴じてある部分のこと。マンガを描く場合には見開きでない限り、「のど」方向の「内枠」の外には絵や文字をあまり描かない方がいいとされています…。読みにくいですしね。
 

めも:
商業誌のマンガ単行本を見ると確かにのど部分は絵が描いてないものが多いですよ。

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ノンブル

 ページ数のこと。手元にある(同人誌に限らず)本を見てもらえばわかると思うけど、本のページの下、あるいは上の方(まれに横)にページ数が入っていますが、それが「ノンブル」…です。本を読むときにも便利だけど、印刷・製本するときに乱丁などがないようにするためにとても重要です。
 デザイン上入れたくないときも、オフセット印刷の時は出来る限り印刷に出る所に入れるようにした方がいいです(印刷に出ない所に入れる隠しノンブルという方法もあるけど)。コピー本の場合も…人と一緒に製本したりするときはやっぱり入れた方がいいと思います…(苦笑)。
 

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箔押し

 金や銀などの薄い「箔」を凸版で型押しする加工。最近では「ホログラム箔」もありますね。うまく説明できないですが…「ビックリマンシールのキラシール」みたいな素材の箔、といったところですか。
 この「箔押し」、表紙にタイトルを入れるのによく使用されます。金ピカな文字などのソレです。効果的に使うとかなりかっこいいかなと思います。
 

めも:
箔といっても本当の金箔使ってるワケではないらしいです…。

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PP加工・マットPP加工

 紙の表面に光沢をだし、ビニールコーティングのようにするのがPP加工。マットPP加工の方は表面がつや消しになってて光沢はないですが肌ざわりがよかったりします。すこし高級感も出るかも。
 同人誌では主に表紙の加工に使われてます。同人誌以外では…例えば質のいいトレーディングカードの表面にはPP加工がされてたり、奇麗な紙袋などにもこの加工がしてあるものがありますね。あとは中学までの教科書とか…。
 

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表1・表4

 本の表紙のことを表1、裏表紙のことを表4と言います。袋トジでない本は表紙〜背表紙〜裏表紙まで1枚の紙に印刷してある場合が多いですね。
 よく表紙と裏表紙をセットにして表1・表4と言います
 

めも:
背表紙が必要な程厚い同人誌は少ない…

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表2・表3

 本の表紙の裏を表2、裏表紙の裏を表3といいます。フルカラー表紙の本ではここを印刷しないのが普通です(オフセット本では高くつくのと、フルカラーコピー表紙の場合…両面コピーするとコピー機が壊れたりします)。
 フルカラー表紙でない場合でも…最近はあんまり印刷しないかもね。
 

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フィルム製版

 製版方法の一つ。コストが高いのですが、とてもキレイに印刷できるので、大部数作る人が使っているようです。1000部以上だとこちらの製版方法を使う、という印刷所が多いようですね…。
 

めも:
大部数ならともかく、トーンあまり貼っていない少部数の本の場合はあまり意味がないかも…

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フルカラー印刷

 「FC」と省略することも多々。「FC表紙」とか「FCびんせん」といった感じに使われます。
 基本的には「原稿と全く同じ色に仕上げるのはほぼ不可能」らしいです。絵によっては「無理」だそうです。(パソコン上で、RGBカラーで作ったものはプリントアウトしたときに色合いがだいぶ変わることがあるけど…まあそれと似たようなことと考えてみればいいかな。(違う…?))
 さて、ここ1年くらいでCGによる本の表紙が急増しました。データ入稿は、印刷所によっては通常価格より安かったり、逆に割高になったり色々あるので、詳しくは印刷所のマニュアルを請求して検討してみるのがいいと思います。
 より詳しい原理などについては印刷関係の本を読むことをオススメします。
 

めも:
フルカラー印刷、同人誌印刷所では実は相場よりもかなり安くやってて、利益になるものではないらしいですね…。

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フルカラー表紙

 オフセットのフルカラー表紙もA5の本100冊で1万円前後でできるようになり、さらに50円フルカラーコピーが結構増えてきていることから最近では犬も猫もブタもフルカラー表紙の同人誌を出すようになりました(ちょっと嘘)。
 同人誌は中身だよともいいますが、イベント会場ではフルカラー表紙の本は映えるし、お客さんもフルカラー本でないと見ていかないというのもあったりする…。
 でも…ただいたずらに一冊単価および本の値段を上げてるだけのような気もする…。
 

めも:
ついでに…画力はごまかせません(笑)。画力がなかったらフルカラー表紙の本も「それなり」の出来にしかなりません…。

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変型本

 横で綴じてある本や、正方形の本など、通常のB5やA5など規格サイズではない本の総称です。
 正方形の本と、残りをメモ帳や4コママンガ本などにする場合が多いです。
 なお、コピー本ならば適当に原稿を作成して自分で切って作るだけで良いのですが、オフセット本などの場合は印刷所によって版下制作方法(原稿用紙の使い方)がかなり違うので、まずは依頼しようとしている印刷所に問い合わせてみて下さい。
 

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ホットスタンプ

 熱と圧力を使って素材に型押しする印刷方法。…「箔押し」はこれの一種…らしいです。同人グッズではそうは見かけないのですが、名所おみやげのキーホルダーなどで革に地名が型押しされてある、アレの印刷方法です。
 箔押しは「クリアーファイル」などのビニール製品グッズに用いられることも多いようです。
 

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前ペラ

 「遊び紙」のこと。印刷所によっては、こちらの言葉が使われていることがあります。
 

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無線トジ(平トジ)

 製本で、ホチキスや糸を使わず、接着剤で綴じること。オフセット本ではこれが中心。(中綴じでないオフ本は九分九厘平綴じ本。)リソグラフ印刷所でもやってくれる所もあります。機械が必要なので、個人制作のコピー本ではできない…はず。
 ごくたまに買った本でばらけてしまうものがあるのですが…困ったものです。
 

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面付け

 かいた原稿を本として印刷するときに必要な作業。詳しくは別ページにて(制作中)。
 コピー本でむしろ重要な作業です。オフセット本の場合最近では印刷所でやってくれることが多いので…。
 

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落丁・乱丁

 落丁は、本のページが欠けて製本されてしまうこと、乱丁は、本のページが間違って綴じられてること。
 コピー本の場合は完全に本の作者のミスですが(笑)、オフセット本の場合、完全に印刷所(製本所)が間違えた場合と、作者が原稿にノンブルを入れてなくて印刷所(製本所)の人が間違えた場合とがあります。
 買った本に乱丁が見つかったらサークルさんに連絡を入れるのがいいでしょう。(不良品だしね…)もちろん記念にとっといてもう一冊買うのもいいですが。
 

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リソグラフ

 学校のプリントや地域対象の不動産屋のチラシなどによく使用される印刷方法。最近同人誌でも見るようになりました…。印刷の品質には好き嫌いがありますが、同人誌のインフォメーションのチラシには向いていると思います。
 本は…その印刷してくれる所の印刷の質にもよるなあ…。私も使ったことあります。(インフォメで「軽印刷」とかいてあるものがそれ)
 メリットは20部程度以上ならコピーよりも安く出来ること(300枚以下ならオフセットよりも安いです)、
 デメリットはメンテナンス次第で品質が全然違う、どんな紙にも印刷できる訳ではないということですね。
 

めも:
この「リソグラフ」は商品名です。作ってるのはプリントゴッコと同じ「理想科学」。(ほぼ同じ原理の簡易印刷機が他メーカーから出てますが、ショップでやっているのはリソグラフが殆どでしょう…)
サイトで問い合わせれば、近くでサービスを行っている店を教えてくれるそうです。

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